DECEMBER RETROSPECTIVE: 12月回顧談
スピードを落とさず今年最後の一月に入り、早速NARITA THOMAS SIMPSONのツアーに出ました。12月の札幌はやっぱり寒い!けど、一年ぶりに見た雪が大きな花びらのようにゆっくり降っていて、とても綺麗な冬景色でした。僕はカナダ出身のせいか、こういう景色を見て魂が反応します!
これ以上札幌的な景色は存在しないだろう
続いて仙台GIGS、東京のZepp DiverCity、Zepp大阪ベイサイド、Zepp福岡、そして横浜BUNTAIの流れでツアーをお送りしました。横浜BUNTAIは新しくできた会場で僕は初めて行ったけど、外面もステージもとても素敵で、千秋楽にふさわしかったです!初めてやった会場という意味以外にも特別な日でした。まずは12月25日、クリスマスでした!北米でクリスマスは祝日なので、ほとんどの人は仕事をしない日です。僕は特に宗教的な習慣はないけど、今までのクリスマスは必ず家族で集まり、ターキーなどを食べ、プレゼントを交換したりしていました。基本的に、北米のクリスマスはそういう感じです。なので今年は日本にいて、人生初めてクリスマスライブができて、新鮮な気持ちで演れました。「クリスマスに働くのイヤでしょ」と聞かれたけど、そんなことなくて、だいたいここ(日本)の波長で動いているし、今までと違う観点からクリスマスを体験できたから面白かったです。
そして、ゲストも大勢いました!ホーン隊が9人も増え、なんと12人のセクションになって、バンドの後ろに並んでものすごい迫力で吹いてくれました。アレンジはトランペットのJoe MotterさんとトロンボーンのYoshioさんが担当し、色々勉強になりました。おまけにRockon Social Clubのメンバーである岡本健一、高橋和也、前田耕陽が演奏の途中から参加し、観客が盛り上がってくれました。ロックオンは今年の夏にツアーをしていたので、岡君と一緒に武道館の演奏を見に行きました。客として見たときも同じステージで演奏するときも思ったが、このメンバーズが放つエネルギーがポジティブで、第一お客さんに楽しい時間を過ごせたい気持ちがとても伝わりました。最後にゲストで参加してくれたのは、堺正章でした。カリスマそのことの男で、バンドをもお客さんをもずっと笑わせてくれて、「Showman」の正体を見せてくれました。
BIG BAND BEATツアー、お疲れさまでした!成田さんの進化してやまないMC(そしてそれを鍛える寺岡さんの鋭いツッコミ)、ビッグバンドとの演奏、雪の札幌など、たくさんいい思い出が詰まったツアーになりました。
そして、音楽制作の方でも忙しい一月で、お世話になっているカナダの監督Victor Olyの最新短編映画の音楽を作っていました。今回一つの映画じゃなくて、二つを同時に制作しているし、どれもDangerbeanというインスタグラムやTikTokで有名なクリエーターとコラボしている作品です。世界観がかなり違う作品だから、コンポーザーとして楽しいチャレンジになっています。追って、ここで情報をシェアーします!
ライブ前の様子
(ツアーの間に実は「ある現場」でスタジオの作業で忙しかったが、まだ発表されていないので話せないままでいるので、そちらの報告をもう少し待っていただければ...)
ナリトマ今年2回目のツアーがそうやって終わり、そのあと久しぶりにトロントに戻りました。羽田から出発する前にいきなり雪が降りだし、まるでカナダへのポータル開いたようでした。忙しい一年だったので、仕事のことをしばらく忘れ、友達と家族に会ってゆっくりできました。
それでは、また来月。
羽田に雪を落とした雲